退職編2 「上司に伝える」
アラフォーHSPが仕事から逃げて無職になった話について、小学校の栄養士を辞めた話をお伝えしています。
今回は退職編その2、退職の意志を上司に伝えた話です。
なお、HSPの特性に関する記述は、私がHSPを知るきっかけとなった書籍【「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本 著:武田友紀 飛鳥新社】を参考にさせていただいております。
正直、私は逃げ方がめちゃくちゃ下手でした。周りに迷惑をたくさんかけたし、自分自身も損をしました。もし、どうしても仕事が続けられず、休職や転職を考えている方がいらしたら、出来る限りの準備をしてからをおすすめします。しかし、自分の命が一番です。どうしようもないときは自分の命を守る行動をしてほしいです。
引き留めに合う
退職願を準備して、管理職にアポを取り、面談の時間を作ってもらいました。
そこで、退職の意志と、それに至った経緯をお話しし、引継ぎはきちんとするので約2か月後(内1か月は有給消化)の退職を認めてほしい旨を伝えました。
が、めちゃくちゃ引き留めに合いました。
「専門職なので後任がいない」
「給食が出せない状況になると子どもたちが困る」
「教員と仕事内容が違うので、すぐには認められない」
「こちらにも考える時間をくれ」
…等です。
そんなやりとりを数日おきに3回くらい繰り返しました。
でも、退職を認めてもらえません。
正直、その時は毎日職場に出てくるのも必死で、うつを経験した人のエッセイ本とか、インスタとかを見て、自分をなんとか奮い立たせて仕事をしている状況でした。
「自ら命を絶ったら、この苦しみや、後任がいないとかのしがらみからも解放されるかな」なんて考え、自○関係の本を読んだりもしました。
でも、いけません。自分の命を守るために退職を決意したのだから、退職の手続きで命を絶ってしまっては意味がありません。
自分を守るために戦う
HSP気質の人は、相手の感情を察しやすいため、自分より他人を優先しがちです。
私も、管理職とのやりとりで、「自分のせいで大勢の人に迷惑をかけるんだ…」とさらに追い打ちをかけられ、体調やメンタルはさらに悪化していきました。
もしかしたら、「こういう性格の奴は、自責の念を感じて考えを変えるかも」と思われて、のらりくらりとかわされていたのかもしれません(勘ぐりすぎですかね…)。
でも、一度逃げることを想像し、その気分を味わっているので、まだ戦う気力はありました。
しかし、この調子じゃ堂々巡りで話が進みません…。 そこで、次なる手段として、「第三者に頼る」ことにしました。