アラフォーHSPが仕事(学校の栄養士)から逃げて無職になった話について。
もろもろの手続きを終え、正式に退職しました。
今回はリラクゼーションに興味を持ち、行動してみたときの話です。
なお、HSPの特性に関する記述は、私がHSPを知るきっかけとなった書籍【「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本 著:武田友紀 飛鳥新社】を参考にさせていただいております。
学ぶことで不安を軽く
リラクゼーションに興味を持ったのですが、今まで雇用される働き方しかしてこなかったので、本当に未経験でもできる仕事なのか、生活していけるのか、不安が付きまといます。
そこで、求人に応募する前に、まずはスクールなどでリラクゼーションの手法を学べないか探してみることにしました。
スクールも、個人でやっているもの、法人がやっているもの、通信講座など、いろいろな形態があり、資料を請求したり、ホームページを読み漁ったりしました。
しかし、どこもなかなかの金額がかかり、尻込みしてしまいます。
その中、退職金がいくらか入ったことがきっかけで、比較的良心的なお値段だったスクールに申し込み、実技やリラクゼーションの業界のことを学びました。
スクールでの学び
セラピストには、「目の前のお客様を癒す」という目的が第一にあり、そのために安全かつ気持ちいい施術を「手(時には前腕、肘)」を用いて行い、筋肉を弛緩させ、自律神経を整える、ということが求められることを学びました。
実技では、うまくできなかったり、覚えが悪いことだらけでしたが、もともと腕力や指の強さがあるようで、きつくて続けられないということはなさそうでした。
今まで、デスクワークを中心に行ってきた「手」で人間の体を触り、筋肉の緊張を解きほぐしていく時間は、新鮮で、やっている自分自身も心地よいと感じるものでした。
スクールを経て、自分の気持ちは、「やってみたい」というものに変わっていました。
「とりあえず」で動く
HSPの思考の特徴に、「考えすぎて、動けない」というものがあります。
気が付きすぎることと、シミュレーションが得意なことから、最善の方法を追求するがあまり、身動きが取れなくなってしまうことがよくあります。
そこで、「とりあえず」という考え方を取り入れます。
最善の道ではないかもしれないけど、やってみることで物事は進むものです。
よく考えたら、今までもずっと最善の道を歩いてきたわけではありません。失敗もたくさんの人生でした。でも今、何とか生きています。
失敗することを、自分に許してあげることが必要です。
この時の私は、HSPのこの特徴を知った後だったので、「やってみることで何か変わるかもしれない」という思考回路を持つことができました。
スクール終了後、さっそく求人広告の中から自分が通えそうな店舗があるものを選んで、応募してみることにしました。