アラフォーHSPが仕事(学校の栄養士)から逃げて無職になった話について。

もろもろの手続きを終え、正式に退職しました。

今回は仕事を探す中で、まったく未知の業種に興味を持ったときの話です。

なお、HSPの特性に関する記述は、私がHSPを知るきっかけとなった書籍【「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる「繊細さん」の本 著:武田友紀 飛鳥新社】を参考にさせていただいております。

マッサージを仕事にするには?

リフレッシュのためにマッサージ店を訪れ、それがきっかけでマッサージを「仕事」にすることに興味を持ち始めました。

今まで、仕事といえば栄養士しかしたことのない私、まったく未知の世界です。

どのような資格が必要で、どのような流れで就職するのかもわかりません。

マッサージとリラクゼーション

ネットで調べると、まず、自分が利用していたのは「マッサージ」ではないことがわかりました。

マッサージ

●「医療・福祉」に分類

●あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゅう師、柔道整復師といった国家資格保有者が行う

リラクゼーション

●「生活関連サービス業」に分類

●手技を用いて心身の緊張を弛緩させるための施術を行う

※e-Stat 政府統計の総合窓口参照

自分が利用していたのは、マッサージではなく、リラクゼーションで、そこで働く施術者はマッサージ師ではなく、セラピストと呼ばれるようです。

リラクゼーション業でセラピストとして働くのは、資格は必要でなく、研修などで技術を身に着けさえすればいいようです。

ストレス社会の現代、手軽に短時間でリーズナブルに癒してもらえるリラクゼーションは需要が多いようで、調べていくと、「急募」とか「未経験可」といった求人広告がたくさん出てきます。

セラピストの働き方

また、働き方も、大きく分けて「社員」と「業務委託」の2種類があるようです。

社員

●会社に雇用される

●給与収入(社会保険・年金が天引き)

業務委託

●個人事業主(法人をもたず個人で事業を営む、フリーランス)

●歩合給(確定申告)

●国民健康保険、国民年金に加入

セラピストの働き方は、「業務委託」が主流のようです。

業務委託契約を結び、会社からお店やブランド、研修制度を提供してもらい、セラピストはお客様に施術を提供し対価を得るという関係性です。

また、求人広告を見てみると、セラピストは女性、30~50代、未経験、他業種からの転職といった方が多く活躍されているようでした。

雇用される働き方しか眼中になかった私ですが、女性で、アラフォーで、未経験でも、セラピストとして生計を立てている人がいることを知り、「雇用されない生き方」に魅力を感じました。

疲れる助け合い

HSPは感じ取る力が強く、仕事でも先回りして手助けしてしまい、自分のことが後回しになってしまったり、助けたことで逆にトラブルに巻き込まれたりしがちです。

日本では、同じ会社で働いている以上、助け合いはあたりまえのような風潮もあります。

しかし、雇用されず、一人一人が個人事業主として働くのであれば、同じお店で働いていても、最終的には自己責任です。なれ合いや足の引っ張り合いも社員より少ないのでは…?

ますますセラピストとして働くことが魅力的に思えてきました。

投稿者

maru

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